栗栖 隆志 弁護士

法律に関することや、難しい仕組みについて、難しい用語をあまり使わず、お客さまにとって身近な言葉に置き換えてお話しすることを心がけています。
「弁護士は普段関わることのない遠い存在」という印象を抱いている方が多いのではないでしょうか？ そんな普段関わることのない、よくわからない存在の弁護士が、よくわからない言葉で一方的に話を進めてしまっては、大きな悩みを抱えているお客さまのことを助けることはできません。
だからこそ私は、できるだけわかりやすい言葉を使って、相談者の方の反応を伺いながらお話しするように努めています。

やりがいとはちょっと違うのですが、仕事に対して一喜一憂しないようにしています。
そのため、依頼者の方にとってよい形で解決することができ、満足していただけたとしても、私自身としては、「これに満足せず、次に同じようなご依頼を受けたら、よりよい結果で解決できるよう尽力する」という考えで日々の仕事に臨んでいます。
今後も、仕事に一喜一憂せず、「どうすれば依頼者の方にとってよりよい解決になるのか？」ということを常に模索しながら毎日を過ごしていきたいです。

県北の方々とも直接お会いしてお話ししたいという気持ちもあるのですが、福山市と県北とを結ぶ公共交通機関は残念ながら減便傾向となっています。交通の便が悪い地域が多く、来所困難のためにお電話のみで対応せざるを得ない方も多いですね。

ご相談内容やご状況によっては、お電話やオンラインでご相談いただける仕組みも用意しておりますので、アクセスの関係でご来所が難しい方々のお悩みについても、解決のきっかけを作れればと思っております。

平日はもちろんですが、土日や祝日にも弁護士へ相談ができることだと思います。
1日あたりの来所面談予約の数は、平日よりも休日のほうが明らかに多くなっており、休日相談の需要が高いことがわかります。そのことから、今すぐ悩みを解決したいけれども、お仕事を休んでまでご相談にいらっしゃるのは、なかなかハードルが高いことなのかな？と感じております。
たしかに、「弁護士と相談するため」という理由でお仕事を休むのは気が引けますよね。その点アディーレは、土日祝日がお休みという方にもご利用いただきやすいかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

多額の借金を抱えてしまい、返済できなくなって相談に来られた方のエピソードです。
「このまま放置しても何にもならないので、すぐに対応を取るべきである」、「今、適切な対応をとれば生活は立て直せる」と、アドバイスはしましたが、「1度検討します」と言って帰られてしまいました。
数ヵ月後、再びその方がご相談に来られたのですが、そのときには、生活の立て直しのための有効な手段がとれないほどに状況は悪化していました。「もう私ではできることがない」と答えるしかなく、落ち込んで帰っていく相談者の方の姿が今でも頭から離れません。
この出来事をきっかけに、相談者の方によりよい提案を行い、親身になってお話ができるようにと、一層意識するようになりました。